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りそな銀行といえば旧埼玉銀行と旧協和銀行が合併したあさひ銀行と旧大和銀行ですが、どちらの銀行も問題を抱えており、弱者同士の合併と言えるものでした。あさひ銀行の経営不振は長く続いたため雑誌記事の掲載やテレビでも取り上げられるなどしていました。あさひ銀行は他にも旧埼玉銀行と旧協和銀行との内部抗争で疲弊しており、一方の大和銀行は1995年のニューヨーク支店の総額1000円億円損失を出しただけではなく国際金融市場の中心であるニューヨーク市場から撤退させられるなど最悪の状況となっています。
当時純利益の3割を稼いでいた米国市場を失ったのに加えて、バブル崩壊という国内市場の経済環境は悪化の一途をたどります。 |
この時期の証券会社や銀行の一部が倒産するなど時代は大不況へと突き進んでいました。そこであさひ銀行と大和銀行が合併してりそな銀行が誕生したのですが、自己資本比率が大蔵省の基準に満たないため合えなく国有化の憂き目に遭ってしまいました。
予防的公的資金の金融機関の注入は総額1兆9660億円に上り、また普通株での資本注入が行われた為にりそな銀行は事実上国有化となったのですがこれでりそなは生まれ変わりました。
りそなは外部から経営陣を招くことのなかった金融機関にとっては画期的な内部改革の行なわれ、銀行業界ではいち早くJR東日本出身の細谷英二会長など外部の人材を招聘して、現在のオンラインサービスやATMサービスに着手したのは、りそなが始めてであり小泉内閣の改革劇場の端緒と言っていいでしょう。旧大和銀行時代に国際市場を失った大和銀行は近畿大阪銀行や奈良銀行といった地銀を傘下にし、地域に根付いていく戦略を選んでいきました。 現在のりそなはリテールに強い都市銀行であり今までの銀行にない金融サービス業を目指しています、
また日本の銀行としては初めてVISAカードのプリンシパル・メンバー権を取得して、自社カードとは別途のカード発行形態を考案し新たな利用方法を模索しています。人件費の削減にも関連企業からのマンパワーでなく学生アルバイトを募集するなど、人件費削減とリクルート活動を兼ねたアメリカのインターン制度のような効果を狙ったものと言え、コンビニエンスストアのATMの手数料無料化も、都市銀行としては最も早い対応を見せるなどフットワークの速さを見せつけています。反面、多くの銀行の集合体であるりそなはインフラ整備が遅れており、早いシステムの統合が待たれるところです。 |
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